ウミホタルの発光実験

ウミホタルをすりつぶして発光させる実験です。あなたは自分で発光できますか?

できないならこの実験は遙かにすごいということです^^

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そもそもウミホタルとは?という人は基本的なことは全てここに載ってます↓http://umiho.net/index.shtml

簡単に言うならば、海に住んでいる甲殻類の微生物です。そんでもって、夜行性。大きさは3mmほど

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ウミホタルは貴重な物ですので、とりあえず天秤を用いて1g分のウミホタルを実験に使いました。数匹いれば十分反応します。

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すりつぶします。乳鉢を使ってゴリゴリとね。試験管に入れてガラス棒などでゴリゴリするのもいいです。何ですりつぶすかというと反応を見やすくするためです。外殻に刺激を加えることで発光します。

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それで部屋を暗くするとこんな風になっていたはず。携帯のカメラだったので、微弱な発光は移すことができませんでした。イメージ画像ですが、実際もなかなか神秘的だったですよ。

ウミホタルが光る原理

ルシフェリンルシフェラーゼが反応して青く光る。コミュニケーションや威嚇に使われる。

 

ホタルイカなどと原理同じ。

ルシフェリンとは発光する元になる物だ。ルシフェラーゼは酵素の1種でルシフェリンと化学反応を起こす物だ。化学反応によってルシフェリンは酸化して、酸化ルシフェリンになる。そのときに、青く光る。何でそのとき発光するのかということはすんごく難しいことになります。簡単に言うと化学反応の末にエネルギーを多く持ち過ぎて、それを元に戻そうとするはたらきによって発光します。この反応のことをルシフェリンールシフェラーゼ反応という。

 

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