〜テルミット反応〜
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テルミットとは? テルミット反応の名の由来は決して人の名前ではない。ギリシャ語の熱(therm)から来ているそうだ。でも本当はゴルドシュミットとという人が発明したのでゴルドシュミット法とも呼ばれる。テルミット反応とはズバリアルミニウム金属を加熱することで金属酸化物の酸素を還元することである。わかるかな〜? |
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細かいことはおいといて、まずは準備。アルミニウム粉末と酸化鉄の粉末を混ぜて、すりつぶす。 |
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そして屋外へ。屋内でもふつうにやれるが安全のことを考えて土に穴を開けてやりました。わかりやすいように石の上に粉末を入れます。そしてマグネシウムリボンの棒を導火線として置き、さらにマグネシウムリボンを粉末の周りにふりかけて点火します。 |
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このように激しく光り燃えます。その後、光沢のある鉄の粉末があたりにできていました。
俺写真撮るの、うまくね? |
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何が起こったか説明! 化学式で書くならば↓ Fe2O3 + 2Al → 2Fe + Al2O3 酸化鉄+アルミニウム→鉄+酸化アルミニム となる。O3が移動しているのがわかるはず。これが加熱されることで酸素が還元されているということだ。そのため酸化鉄はただの鉄になったのである。この反応は金属の溶接や光や高熱を利用した爆弾に使われている。
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