〜錬金術〜
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今回はまるで錬金術のように銅を金のような物に変えてみる実験です。必要な物は、銅板、エタノール、塩酸、水酸化ナトリウム、亜鉛粉末など。あとはガスバーナーとか、ビーカーとか。 |
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とりあえずエタノールに銅をいれて、少し待ちます。 |
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その後、別のビーカーに塩酸をいれてまた待ちます。 |
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その後は、消しゴムなどで研磨して、銅の表面をきれいにしていきます。クレンザーを使って磨くとよりきれいになります。 |
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研磨すると、こんな感じになります。安い銅板を使ったらしいので、良い銅板を使ったらもっときれいになったかもしれません。 |
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次に、蒸留水と水酸化ナトリウムと亜鉛粉末をいれて混ぜます。そしてその溶液を沸騰直前まで加熱します。 |
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そうしたら、銅板を溶液にしばらく浸してみてみると… |
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写真のように銅板が銀色になります。これは銅板に亜鉛粉末が付着したためです。この状態でしばらく乾かしておくと、後の行程が成功しやすくなります。 |
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最後に、亜鉛粉末が付着した銅板を火で数秒熱すると |
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写真の真ん中のように金色になる。この金属の正体は銅と亜鉛の合金のシンチュウ(真鍮)である。熱することで二つの金属が合金となるのだ。逆に熱しすぎると酸化して真っ黒になってしまうので注意。ちなみに5円玉はシンチュウからできている。 |
写真だとサクサク実験が進行しているように見えるが、実際この実験はすごく時間がかかった。亜鉛粉末を銅板に付着させた後は、1日乾かして待った方が良かったかもしれません。 |