〜ゲル、高分子吸収体〜

 

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まずはいろいろ言葉を知ってもらう。液体に物を入れて溶かしてみる。それは見かけ上溶けているように見えるが実際は細かくなって水中を漂っているだけになっている状態をコロイドという。そしてその溶液(厳密には溶液とはいえない)をゾルという。そしてそれが固体化した物をゲルという。スライム作りでは、洗濯のりや水でゾルをつくり、ホウ砂水溶液を入れることで架橋結合(水中に分散した物がくっつくこと)をおこして固体化させてゲルにする、ということだったのだ。わかった?

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高分子ゲルに関連することに高吸水性高分子がある。これはそれを取り出す実験である。まずは高吸水性高分子が使われている紙おむつを切り裂く。

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裂いて粉々になったら、袋に入れて振り、高吸水性高分子を出す。

※写真は俺ではない。

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この粉が高吸水性高分子である。

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粉に水を入れてなじませると、このように水を吸収してゲル状になる。この高い吸水性は保冷剤や紙おむつに使われている。

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