〜ユスリカの唾腺染色体の観察〜

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ユスリカ(アカムシ)にある唾腺染色体を観察してみた。用意する物は、顕微鏡、酢酸カーミン溶液、柄付き針、ピンセット、スライドガラス、ろ紙などである。

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まず、スライドガラスにアカムシを乗せ、頭部(黒ずんでいる方)から5節目あたりに柄付き針をおきピンセットで押さえる。そしてそのまま横に弾くと透明な唾腺染色体が出てくるはず。この実験には冷凍アカムシを使ったので、唾腺染色体を取り出すのはなかなか困難であった。

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うまくいくとこんな感じ。意外と難しいし、気持ち悪いぞ。

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そして唾腺染色体らしきものを顕微鏡などで発見したら、余計なところをできるだけ取り除き、酢酸カーミン溶液につけて、5分から10分待つ。

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その後、ろ紙で染色したものを指で押しつぶす。(ろ紙は2枚くらいあると指が汚れないかも)

5分〜10分の間、暇だから黒板に適当に書いておいた。

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う〜ん( ´ω`)なんじゃこりゃ?訳わからん。失敗しちゃった。テヘッ★_

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うまくいくとこんな物が見える。この縞はユスリカが固有に持っている遺伝子情報である。だからこの縞は各個体特有の物なんだね。そしてパフと呼ばれる染色体のふくらみがあるのがわかる。(赤丸)ここでは、遺伝子が盛んに働いている。

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